富士山本宮浅間大社しめ縄奉賛会は24日、同大社にしめ縄5本を奉納し、本殿や楼門、祈祷(きとう)殿といった境内の各施設に取り付けた。
しめ縄は白糸、芝山、猪之頭地区の有志で構成する奉賛会員、西富士中生徒、同大社氏子青年会などが協力して制作した。
わらは、奉賛会員がしめ縄専用に育てた丈の長いもの使用。11月末にわらのクリーニングに着手し、わらをまとめて編む作業や、しめ縄から下げるぼんぼりを編む作業を行った。
奉納式では、神事でしめ縄と取り付けに参加する人を清めてから作業を開始した。
本殿の大しめ縄は直径1m長さ3.6m重さ500kg、他の施設のしめ縄は直径15cm長さ4.5mの大きさ。氏子青年会員が中心となって足場に上り、神職の指示に従ってしめ縄を持ち上げ、梁に縛り付けた。