フォトライター近藤正寛さん(山梨県南巨摩郡南部町)の写真展が、同町立美術館(アルカディア文化館2階)で開かれている。19日(日)まで。
「川の貌(かお)たち〜モノクロームの富士川」と「旅の記憶」の二本立て。富士川の川面と川岸がつくり出す光景や、漂流物などをモチーフとしたモノクロ写真と、旅先で遭遇した印象的なシーンなどを収めたカラー写真合わせて約100点を披露している。
川の貌は、富士川の源流から河口まで、さまざまな表情を独自の感性で切り取ったシリーズ作品。光と影を巧みに捉えて川の流れを表現したり、河口部分を砂漠に見立てて地平線を描いたりしている。