着物愛好家が集まる装美会きもの学院(戸田さち江院長)の「初着の会&修了パーティー」が17日、富士市平垣本町のホテルグランド富士で開かれた。
着付けを習う教室生や分教室長、招待客ら約80人が参加し、現代風の着こなしを披露する「新趣帯 振り袖ショー」や「創作帯型」などで新年を彩った。
新趣帯 振り袖ショーでは、「装美会ガールズコレクション」と銘打ち、12組のモデルと技術者が登場した。
BGMには洋楽を採用し、スポットライトを当てるなど斬新な演出の中、基本を踏まえながらも新鮮な着こなしを提案。花冠やハット、ネコ耳のカチューシャを身に付け、ぬいぐるみやブーケを手に持ち、ピンヒールやブーツを履きこなすなどしてランウェイを歩き、カメラのフラッシュを浴びた。
創作帯型では、モデルの雰囲気や現代のライフスタイルに合わせた新しい帯結びなどを考案し、大きな拍手が送られた。
そのほか、一年の学習や研さんの成果をたたえて修了生証明書を授与。祝宴やゲームでも親睦を深めた。