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富士山本宮浅間大社 すす払い式

(2015-12-10 14:00)

神職らが払い竹を使って拝殿を清掃
神職らが払い竹を使って拝殿を清掃
富士宮市の富士山本宮浅間大社で9日、年末恒例の「すす払い式」が行われた。神職らが境内を清掃するともに、一年のけがれを払い落とした。

神職や巫女(みこ)、用務員ら24人が参加。早朝の神事で身を清めてから取り掛かり、一日かけて境内全体を清掃した。

国や県の指定文化財でもある各社殿は、白衣とはかま姿の神職らが担当した。清掃用のはたきとして、柄の長い笹竹で作った昔ながらの「払い竹」を使用し、天井や入り組んだ柱の裏側など、普段手の届かない場所のほこりやちりを入念に落としていた。

御神座が祭られている本殿は最も重要な神域とあって、宮司を含む主な神職たちが一晩境内にこもる儀式を経て取り組んだ。

すす払いは、正月の準備に取り掛かる年中行事「正月事始め」の一つ。例年正月3が日に約35万人の参拝者を迎える同大社では、これを皮切りに縁起物作りや臨時授与所の開設など、さまざまな準備を本格化させる。



        

 

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