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朝霧高原茅場 「ふるさと文化財の森」に設定

(2012-03-25 00:00)

富士山の麓に広がる朝霧高原茅場
富士山の麓に広がる朝霧高原茅場
富士宮市の根原財産区の「朝霧高原茅(かや)場」が、このほど文化庁の「ふるさと文化財の森」に設定された。

茅ぶき屋根など歴史的建造物の修理に必要な資材の貴重な育成・供給地として認められた。県内では南伊豆町の東京大付属演習樹林芸研究所のクスノキ林に続く2件目となる。

文化庁では、文化財建造物を修理し後世に伝えていくためには、木材や茅などの資材の確保と、育成技能の養成が必要となっていることから、平成19年からモデル供給林や研修林を「ふるさと文化財の森」と認定し、資材の安定的な確保や技能者育成、文化財に関する普及啓発につなげている。これまでに全国45カ所が設定された。

朝霧高原茅場は、標高約950メートルの山梨県境に接する場所にあり、国道139号を挟んだ152ヘクタール。茅は平成22年度に約1200束を出荷している。良質でしなやかなことから「細工しやすい」と評価され、近年では長野県塩尻市の国史跡平出遺跡に使われた。

 

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